第二新卒のWeb面接は難しい?現役面接官がポイントと注意点を徹底解説!

Web面接 事前準備

「第二新卒のWeb面接は難しいと聞きましたが本当ですか?」
「第二新卒がWeb面接を受ける際のポイントや注意点を知りたい!」

「第二新卒がWeb面接で使える面接官に好印象を与えるテクニックはないの?」

このような悩みを抱えていないでしょうか?

コロナ禍以降、多くの企業の採用面接で一般的となったWeb面接(オンライン面接)。新卒採用のみでなく、中途採用においても広く行われています。

しかし、Web面接は通常の対面の面接と異なる点も多く、事前準備をしっかりとしておかないと「対面の面接では合格できたはずなのに、Web面接だから落ちてしまった」ということになりかねません。

特に第二新卒者は、新卒とは異なり社会人経験がある一方で、新卒採用からまだ3年程度と一般の中途採用に比べると社会人経験が短く、Web面接には入念な事前準備が必要です。

ただし、Web面接に特化した面接官に好印象を与えるテクニックも存在します。

これらのテクニックを知っているかどうかで、第二新卒者でもWeb面接通過の可能性を上げることが可能です。

この記事では、年間300人以上と面接をする現役面接官の私が、Web面接を受ける第二新卒者に向けて、採用面接時の注意点やポイントについて解説します。

また、Web面接に特化した面接官に好印象を与えるテクニックについても紹介します。

第二新卒のWeb面接を有利に進め、転職活動を成功させたい方はぜひ最後までご覧ください。

この記事に書かれていること
  • 第二新卒のWeb面接が難しいといわれる理由
  • 第二新卒のWeb面接で注意した方が良いポイント7選
  • 第二新卒のWeb面接で面接官に好印象を与えるテクニック3選

第二新卒のWeb面接が難しいといわれる理由

PCとメモ

冒頭で、Web面接は対面の面接と異なる点が多いため、入念な事前準備をする必要があるとお伝えしました。

特に第二新卒者は、一般の中途採用に比べて社会人経験が短く、Web面接特有の注意点やポイントを抑えておかないと、採用面接突破の可能性が下がってしまいます。

この章では、第二新卒のWeb面接が、通常の対面の採用面接に比べて難しいといわれる理由を3つ紹介します。

  1. 対面の面接に比べてコミュニケーションが取りづらいから
  2. 第一印象が大きく影響するから
  3. 基本的なビジネススキルを試されるから

1.対面の面接に比べてコミュニケーションが取りづらいから

第二新卒のWeb面接の最も難しい点は、対面の採用面接に比べてコミュニケーションが取りづらい点が挙げられます。

Web面接は、ネットワークの通信速度やPC/スマホといった接続するデバイスの性能によって、タイムラグが発生することが多々あり、コミュニケーションを難しくさせています。

第二新卒者は一般の中途採用と比べて社会人経験も短く、即戦力となれるような職務経験や実績、スキルが足りていないことが多く、ポテンシャル採用されることが一般的です。

面接官が採用面接でポテンシャルを測るためには、第二新卒者とのコミュニケーションは非常に重要なポイントです。

Web面接で面接官と上手くコミュニケーションが取れないということは、第二新卒者のポテンシャルを上手く伝えられないことにつながり、それが面接の結果に大きく影響します

2.第一印象が大きく影響するから

第二新卒の採用面接は、一般の中途採用に比べて第一印象が非常に大きなウェートを占めています。

一般の中途採用者は前職で得られた実務経験やスキルが豊富なため、仮に第一印象でマイナス評価を受けてしまっても、採用面接後半で十分挽回することが可能です。

反対に、第二新卒者は採用面接でアピールできるポイントが少なく、第一印象で面接官に悪い評価をされてしまうと、それがそのまま採用可否に直接影響する可能性が高いです。

Web面接は対面の面接とは異なる注意点がたくさんあり、事前準備が十分にできていないと面接官の第一印象を悪くしてしまう恐れがあります。

3.基本的なビジネススキルを試されるから

第二新卒者は新卒とは異なり社会人経験があるため、入社前に社会人としてふさわしい最低限のビジネススキルを有していることが求められます。

これらの基本的なビジネススキルの中には、PCやスマホなどからWebに接続するスキルや、マイクやスピーカー、Webカメラを設定できるITスキルも含まれています。

Web面接を受ける際に、インターネットへの接続やマイク、カメラの設定が上手くできていないと、面接官から「基本的なビジネススキルが足りていないのでは?」とは思われてしまう可能性があるため、注意が必要です。

基本的なビジネススキルも第二新卒者の第一印象に大きな影響を与えるため、Web面接を受けることが決まったら、Web面接に適した環境をあらかじめ整える準備をしておきましょう。

第二新卒のWeb面接で注意した方が良いポイント7選

評価

ここまで、第二新卒者のWeb面接が難しいといわれる理由について解説してきました。

第二新卒者は特に、Web面接特有の対策をしておかないと採用面接突破が難しくなるため、しっかりと事前準備をしてきましょう。

次の章では、第二新卒者がWeb面接を受ける際に注意した方が良いポイントについて、私が実際に対応している採用面接の実体験をもとに、7つ紹介します。

いずれも基本的なポイントですが、実際の採用面接では対策が不十分な第二新卒者が意外と多いです。

Web面接を受けることが決まったら、ぜひチェックしてみてください。

  1. 笑顔で元気に挨拶できているか
  2. 髪形や服装に清潔感はあるか
  3. インターネットの通信速度に問題はないか
  4. Webカメラと目線の位置は適切か
  5. 画面の明るさに違和感がないか
  6. 背景に余計なものが映っていないか
  7. Web面接を受ける場所は適切か

1.笑顔で元気に挨拶できているか

第一印象を決めるうえで、冒頭の挨拶が非常に重要なことは対面の採用面接でも同じですが、第二新卒のWeb面接では特に意識して笑顔や元気な挨拶を心掛けた方が良いです。

Web面接はコミュニケーションの取りづらさがあるため、第二新卒者が思っているよりも面接官に挨拶が届いていない可能性があります。

そのため、対面の採用面接の1.5倍くらい元気にハキハキと笑顔で挨拶することを心掛けると良いでしょう。

挨拶が元気すぎて第一印象が悪くなることは、ほぼあり得ません。面接官にどの程度伝わっているかわかりにくいWeb面接だからこそ、多少オーバー気味でも良いので元気さや笑顔を意識しておいてください。

ちなみに、私も面接官として第二新卒者とお話しする際は、対面の面接に比べて意識的に笑顔や元気に明るく会話することを心掛けています。

もしWeb面接中に面接官の顔が暗かったり怖く見えたとしても、それはWeb面接特有のコミュニケーションの取りづらさが影響している可能性があることを、覚えておくと良いでしょう。

2.髪形や服装に清潔感はあるか

清潔感のある髪形や服装も、第二新卒者が採用面接を突破するためには必須のポイントです。

Web面接においても、画面越しではあるものの、第二新卒者に社会人としてふさわしい清潔感があるかは面接官からチェックされていますので、「対面の面接じゃないからわからないだろう」と油断しないようにしてください。

会社によっては「私服OK」といった条件のWeb面接も増えてきましたが、対面の採用面接と同様に清潔感のある服装を意識しましょう。

実際の採用面接では、第二新卒者の服装や髪形だけで採用可否を決めることはありませんが、少なからず社会人として基本的なビジネスマナーが備わっていないと、面接官からマイナス評価を受けてしまわないよう服装や髪形には注意が必要です。

3.インターネットの通信速度に問題はないか

インターネット接続が不安定だと、映像や音声にタイムラグが発生したり、採用面接中にネットワークが切れてしまう恐れがあります。

Web面接をすることが決まったら、事前にWeb面接を受ける場所でインターネット回線の速度テストを行い、通信状況を確認しておきましょう。

インターネット回線の速度テストはこちらから試してみてください。

Web面接を快適に受けるためは、最低でも上り下りともに10Mbps以上の環境であることが望まれます。

通信速度は周囲の環境や時間帯によっても大きく変動しますので、可能な限りWeb面接を受ける場所や時間帯を再現した環境で、インターネット回線の速度を確認してみてください。

万が一、自宅のインターネット回線がWeb面接に適した環境にない場合は、コワーキングスペースや貸会議室などの利用も検討すると良いでしょう。

4.Webカメラと目線の位置は適切か

Web面接はWebカメラを通して面接官と会話しますので、Webカメラに自分がどう映っているかを意識することも非常に重要です。

Webカメラの位置が目線の高さに合っていないと、暗く見えたり見下してるようで高圧的な印象を面接官に与えてしまう恐れがあります。

高さや角度の調整ができる専用のスタンドがありますので、Web面接を受けるPCやスマホに合ったスタンドを事前に用意すると良いでしょう。

Webカメラの位置は自分の目線の高さと同じ位置が理想的と言われていますので、Web面接を受ける前にカメラテストをして、適切な高さになっているかを確認しておきましょう。

5.画面の明るさに違和感がないか

第二新卒のWeb面接では、カメラ越しに映る自分の明るさも第一印象を決める大きなポイントになるため、注意が必要です。

第二新卒者の顔が暗く映ってしまうと、表情が上手く伝わらず面接官にマイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。

4番目と同様に事前にWebカメラで自分の顔の明るさを確認し、もし自宅の照明環境では明るさが足りないと感じる場合は、専用のライトを用意すると良いでしょう。

6.背景に余計なものが映っていないか

Web面接を受ける第二新卒者は、自宅から採用面接に入ることが多いと思います。

自宅からWeb面接に入る場合、Webカメラを通して背景に余計なものが映っていないかも注意が必要です。

背景に散らかっている部屋が映りこんでしまうと、面接官にだらしない印象を与えてしまい、第一印象でマイナスイメージを持たれてしまいます。

背景には可能な限り何も映らないようにしておくことで対策ができますので、Webカメラに映る背景も意識してWeb面接を受ける場所を選ぶと良いでしょう。

仮に背景に部屋が映りこんでしまう場合は、できるだけ整理整頓をしておくことを心掛けてください。

7.Web面接を受ける場所は適切か

Web面接を受ける場所についても、第二新卒者は意識をする必要があります。

自宅でWeb面接を受ける場合でも、なるべく静かで雑音の入らない環境を整えると良いでしょう。

採用面接中に雑音が入ってしまうとコミュニケーションが取りにくくなってしまい、面接官の評価を下げてしまう恐れがあるからです。

面接を受ける場所は、雑音の入らない静かで落ち着ける個室が望ましいです。

もし自宅でそういった環境を整えることが難しい場合は、貸会議室やコワーキングスペースを活用すると良いでしょう。

第二新卒のWeb面接で面接官に好印象を与えるテクニック3選

PCと男性

第二章では私の実体験をもとに、第二新卒者がWeb面接を受ける際に注意した方が良いポイントを7つまとめました。

続く第三章では、第二新卒者がWeb面接で使える面接官に好印象を与えるテクニックについて3つ解説します。

第一章で第二新卒のWeb面接が難しいといわれる理由を解説しましたが、一方でWeb面接でしか使うことができない面接官に好印象を与えるテクニックも存在します。

これらテクニックを知っているかどうかで採用面接突破の可能性が変わってきますので、Web面接を受ける第二新卒者の方はぜひチェックしてみてください。

  1. 通信状況や音声の状況に配慮する
  2. 相槌を意識して使う
  3. 画面シェアの機能を有効活用する

1.通信状況や音声の状況に配慮する

Web面接はインターネットの通信環境によってコミュニケーションが取りにくくなる場合があり、第二新卒者にとってWeb面接が難しいといわれる要因の一つになっていることは、第一章で解説しました。

しかし、インターネットの通信環境によってコミュニケーションが取れずに困るのは、面接官も同様です。

面接官も、Web面接を通じて第二新卒者のことを知りたいのに、通信環境のせいで採用面接が上手く進められないことにストレスを感じていることは覚えておきましょう。

そんな状況を踏まえ、お互いの通信状況に配慮することができる第二新卒者は、面接官から好印象を得られるでしょう。

具体的には「こちらの声は聞こえていますでしょうか?」「聞き取りにくい点があれば仰ってください」など、お互いの通信環境を配慮する発言ができると、面接官に好印象を与えることができるため効果的です。

Web面接ならではのコミュニケーションの難しさを、相手に配慮することによってスムーズに進められるよう協力できる第二新卒者は、面接官から好印象を得られるでしょう。

2.相槌を意識して使う

第二新卒者がWeb面接を受けるにあたって、相槌を活用することも面接官に好印象を与えるテクニックの一つです。

相槌は面接官の話や質問をしっかり聞いていることを伝える大切なコミュニケーションツールのひとつですが、Web面接では適切にうなづくだけでも効果的です。

先ほども記載した通り、Web面接では面接官も自分の質問が第二新卒者に伝わっているかを不安に思いながらWeb面接をしています。

そのため、適度にうなづいてくれるだけでも、面接官からすると話が伝わっていると安心して採用面接を続けることができます。

そういった配慮ができるかどうかも、Web面接ならではの面接官に好印象を与えるテクニックですので、覚えておくと良いでしょう。

なお、挨拶をするとき同様、Web面接は少しオーバー気味にリアクションした方が確実に面接官に伝わりますので、うなづくときも気持ち大きめにうなづくことを意識してください。

3.画面シェアの機能を有効活用する

Web面接をおこなうときに使用される代表的なアプリとして、ZoomやMicrosoft Teams、GoogleMeetなどが挙げられます。

いずれのアプリも画面シェアという機能が備わっており、この機能を有効活用することもWeb面接ならではの面接官に好印象を与えるテクニックの一つです。

実際にあった例として、自己紹介用にPowerPointのスライドを用意してこられた第二新卒者の方がいました。

PowerPointは写真やアニメーションを入れることができるので、視覚的に自分の伝えたいことを訴えることが可能です。

また、そういったPC用のソフトを使えるというスキルや知識を披露することもできるため、面接官に自分をアピールするのに非常に効果的だと感じました。

画面シェアができるのはWeb面接ならではの特権ですので、もし資料作成やPC操作に強い方がいたらぜひ試してみてください。

それだけでも、他の第二新卒者と大きな差別化になります。

【Q&A】Web面接を受ける第二新卒者が抱く悩み・不安

公園の男性

最後に、Web面接を受ける第二新卒者が抱く悩みや不安について、Q&A方式で回答していきます。

Q.何分前に入室した方がいいでしょうか?

第二新卒者がWeb面接を受ける際は、遅くとも5分前には指定されたアプリから面接部屋に入る方が良いでしょう。

入室後は、Webカメラをオンにして自分の顔の明るさや表情を確認したり、背景に余計なものが映りこんでいないか、マイクは問題なく起動するかを確認しておいてください。

時間に余裕持って面接部屋に入ることで、落ち着いて採用面接を受けることができます。

なお、面接時間になるまで、または面接官が入室するまでの間は、カメラやマイクはオフにしていて問題ありません。

面接官が入ってきたら、第一印象で高評価が得られるよう元気に明るく挨拶をしましょう。

Q.入退室のマナーを教えてください。

対面の面接と異なり、ノックや着席などの特別なマナーは存在しません。

面接官が入室したら、元気に明るく「こんにちは。」と挨拶しましょう。面接官から反応があれば、その後に「本日はよろしくお願いします。」などと続けると良いでしょう。

Web面接の冒頭はインターネットの接続環境が不安定なこともあり、お互いの意思疎通が問題なくとれているかを確認することが重要です。

冒頭は面接官から自己紹介を始めることが一般的で、その後に面接官から促されるまで第二新卒者から自己紹介などを始める必要はありません。

なお、採用面接の開始時間が午前9時から10時頃と早めの時間帯になる場合は、「こんにちは。」よりも「おはようございます。」の方がふさわしいので、覚えておきましょう。

退室時は、「ありがとうございました。失礼いたします。」と頭を下げてから退出します。

基本的には面接官が退出したのを確認してから退出しますが、まれに面接官から「お先に退室いただいて結構です。」と促される場合もありますので、その時は面接官の指示に従ってください。

先に退室したから失礼ということはありませんので、安心して退室してください。

Q.面接中、通信環境や音声にトラブルが起きた時はどうすればいいですか?

通信トラブルなどで採用面接の開始時間までにログインができない場合、速やかに採用担当者やリクルーターに電話して、指示を仰ぐようにしてください。

また、採用面接中に突然のトラブルでインターネット接続が切れてしまい、再度ログインすることができない場合や、音声トラブルが起きてしまいコミュニケーションが難しくなった場合も、同様に電話で採用担当者やリクルーターに連絡してください。

焦る気持ちはわかりますが、そういったトラブルを平常心で乗り越えられるかも、第二新卒者は評価されるポイントですので、落ち着いて対処するように心がけましょう。

通信環境や接続の問題だけで不採用になることはありませんが、可能な限りトラブルが起こらないよう事前に以下の3点は確認しておくことをお勧めします。

Web面接中のトラブルに備えて、事前に確認しておくべきこと
  • インターネットの接続状況と通信速度の事前確認 (通信速度確認はこちらから)
  • 指定されたWeb面接アプリに事前にログインし、マイクやカメラの動作テスト
  • 万が一に備えて、面接官や採用担当者、リクルーターの電話番号を控えておく

Q.カンペを見ながら話してもいいでしょうか?

結論、カンペは辞めた方が良いです。

採用面接でカンペを読んでいる第二新卒者は、ほぼ100%面接官に見抜かれます。実際の採用面接の現場で、私も何度も気づいたことがあります。

カンペを読んでいると、目線の動きが不自然に左から右に動いたり、心がこもっていないなど不自然な話し方になってしまい、面接官に「カンペを読んでいるな」とばれる可能性が非常に高いです。

カンペがばれると、当然ですが採用面接に対して準備不足と思われ、マイナス評価を受けてしまいます。

どうしても「カンペがないと不安」、「緊張で上手く話せない」という第二新卒者は、目線の動きが不自然にならないようWebカメラのなるべく近くに、ふせんや小さいメモなどを貼っておくと良いでしょう。

カンペは可能な限り辞めた方が良いですが、どうしても不安な人は試してみてください。

バレないようにカンペを使う方法
  • Webカメラの近くにふせんや小さいメモを貼っておく
  • メモアプリにしてPC画面の最前面で開いておく

Q.スマホで面接を受けても問題ないですか?

Web面接はスマホで受けても問題はありません。

実際の採用面接の現場でも、スマホからWeb面接を受けられる第二新卒者は多数います。

ただ、Web面接中に電話がかかってきたり、スマホのバッテリーの消耗速度などを考慮すると、PCを持っているのであれば可能な限りPCからWeb面接に入ることをお勧めします。

スマホは緊急時の連絡手段としても使えますので、万が一に備えて残しておくと良いでしょう。

Q.服装はどうすればいいですか?

Web面接であっても、採用面接であることに変わりはありませんので、特に指定がないのであればスーツで参加することが基本です。

企業側から事前に「私服でお願いします。」と指示されている場合のみ、清潔感のあるビジネスカジュアルで参加してください。

応募する企業の社風や文化によっても判断が異なりますが、「私服可」「服装:自由」など何を着ても問題ない場合はスーツ、「私服推奨」「私服でご参加ください」など私服が推奨されている場合はビジネスカジュアルで参加すると覚えておくと良いでしょう。

なお、第二新卒者は中途採用に分類されますので、リクルートスーツで参加する必要はありません。

Q.バーチャル背景は問題ないでしょうか?

第二新卒者のWeb面接では、バーチャル背景の使用は控えた方が無難です。

どのような背景を選ぶかにもよりますが、面接官によってはバーチャル背景を設定していること自体が採用面接にふさわしくないと感じる可能性があるからです。

また、背景と自分が同一化してしまい顔や身体の一部がぼやけてしまうなど、バーチャル背景はWeb面接にはあまり向いていません。

特別な事情がない限り、Web面接ではバーチャル背景の使用は控えた方が良いでしょう。

どうしても背景を映したくない場合は、背景をぼかす程度であれば許容範囲です。

【まとめ】第二新卒のWeb面接を成功させよう!

Dream job

この記事では、第二新卒者を中心に年間300名以上と面接をする現役面接官の私が、Web面接を受ける第二新卒者に向けて、採用面接時の注意点やWeb面接に特化した面接官に好印象を与えるテクニックについて解説してきました。

冒頭でも記載した通り、第二新卒のWeb面接は対面の面接とは異なる事前準備が必要になるため、難しいといわれています。

裏を返すと、Web面接に特化した対策ができているだけで、他の第二新卒者に対して差をつけることができるとも言い換えられます。

この記事を読むことで、一人でも多くの第二新卒者がWeb面接を突破し、転職活動が成功することを願っています。

プロフィール
この記事を書いた人
Sマネージャー

外資系IT企業に15年以上勤務する現役マネージャーです。
新卒や第二新卒の方を中心に、年間300名以上の採用面接を対応しています。
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