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【第二新卒必見】ポテンシャル採用されるコツを現役面接官が徹底解説!

会話する若者 事前準備

「ポテンシャル採用ってそもそもなに?」
「第二新卒がポテンシャル採用されるためのコツを知りたい!」

このような悩みを抱えていないでしょうか?

昨今、多くの企業で新卒や第二新卒者といった若手の人材獲得が難しくなっており、これに伴って導入されるようになったポテンシャル採用。

特に第二新卒の採用面接では、ポテンシャル採用を導入しているケースが非常に多く、採用面接を受ける第二新卒者はポテンシャル採用に対する理解が必要不可欠になります。

ポテンシャル採用について理解を深めることや、未経験でもポテンシャル採用されるコツを知っておくことで、第二新卒の採用面接を有利に進めることができるでしょう。

そこで、この記事では年間300人以上の採用面接を対応する現役面接官の私が、ポテンシャル採用とはそもそもなにか、企業がポテンシャル採用を導入する理由について説明します。

また、第二新卒者にとってのポテンシャル採用のメリットとデメリット、第二新卒者がポテンシャル採用されるために、採用面接でアピールすべきポイントを徹底的に解説します。

第二新卒の採用面接を有利に進め、転職活動を成功させたい方はぜひ最後までご覧ください。

この記事に書かれていること
  • ポテンシャル採用の概要と、ポテンシャル採用を企業が導入する理由
  • 第二新卒にとってのポテンシャル採用のメリットとデメリット
  • 第二新卒者がポテンシャル採用されるためにアピールすべきポイント5選

ポテンシャル採用の概要

We are HIRING

まず第一章ではポテンシャル採用の概要について解説します。

採用面接を受ける第二新卒者がポテンシャル採用について理解を深めておくことで、面接官の気持ちや企業側の考えを知ることにつながり、採用面接の対策が可能になります。

採用面接の対策として自己分析は非常に重要ですが、併せて採用する企業や面接官の考えを知っておくことも非常に重要です。

採用面接を受ける第二新卒者の方は、ポテンシャル採用について理解を深めておきましょう。

  1. ポテンシャル採用とは
  2. ポテンシャル採用の対象
  3. ポテンシャル採用が導入される背景

1.ポテンシャル採用とは

ポテンシャル採用とは、面接を受ける第二新卒者のポテンシャル、つまり潜在能力や将来的な可能性を重視して採用可否を判断する採用方式のことです。

即戦力として期待できなくても、将来的な成長が期待できる伸びしろを加味した採用方式をポテンシャル採用と呼びます。

そのため、特別な職務経験やスキルがない完全に未経験の第二新卒者の採用面接で、広く導入されています。

これまで、一般的な中途採用は前職で得られた実績や実務経験、スキルを次の職場で活かすことができる即戦力を求めるキャリア採用が主流でした。

しかし、社会人経験の短い第二新卒者は、採用面接でアピールできる実績やスキルが乏しいこともあり、未経験でもチャレンジできるポテンシャル採用が注目されるようになりました。

ポテンシャル採用を導入していることを公言して求人している企業もあれば、特段公表せずにポテンシャル採用を導入している企業も多くあり、第二新卒者が採用面接をポテンシャル採用かどうかを見極めるのは非常に難しいです。

一般的に、「未経験可」など異業種や異職種からの転職を受け入れている採用面接は、ポテンシャル採用が導入されていると考えられます。

2.ポテンシャル採用の対象

ポテンシャル採用の対象者は企業によって判断が異なるため、年齢や経歴などに明確な基準はありません。

未経験の方を採用する特性上、基本的には社会人経験のない方や、社会人経験が短く異業種や異職種からチャレンジされる方が対象になるため、必然的に年齢は20~30歳程度の方が対象になることが一般的です。

ポテンシャル採用は、即戦力にはならなくても入社後に知識を蓄え、経験を積むことで将来的な成長を期待する採用方式のため、30歳以上の方は対象にしていない企業がほどんです。

社会人経験の少ない第二新卒者は、まさにポテンシャル採用のメインターゲットと言えるでしょう。

私が日々対応している実際の採用面接の現場でも、第二新卒者の方の採用面接をする場合、選考基準に「将来的な伸びしろが期待できるか?」というポテンシャル採用の要素を加味しています。

3.ポテンシャル採用が導入される背景

ポテンシャル採用が導入される背景には、少子高齢化による若者の労働力不足が関係しています。

昨今、就職や転職市場において人材獲得の競争率が高まっており、求人が求職者を上回る売り手市場の状況が継続しています。

さらに、少子化により若者の労働力が不足し、慢性的な若者の人手不足に陥っている企業は少なくありません。

そこで、従来の即戦力を求めるキャリア採用からポテンシャル採用に切り替えることで、採用の間口を広げ、人材獲得を試みる企業が増えています。

ポテンシャル採用には、未経験であっても潜在能力が期待できる若者に採用の門戸を開くことで、幅広く若手の人材を確保したいという企業側の思いが秘められています。

企業がポテンシャル採用を導入する理由

ビル群

第一章では、ポテンシャル採用の概要について解説してきました。

続く第二章では、企業側がポテンシャル採用を導入する理由について説明します。

企業がなぜポテンシャル採用を導入しているのか、その理由を理解することで、採用面接時に面接官がチェックしているポイントを把握することが可能です。

企業がポテンシャル採用を導入する理由は、大きく以下の3つが挙げられます。

  1. 優秀な若手の人材獲得
  2. ビジネスマナー研修などのコスト削減
  3. 既成概念にとらわれないフレッシュな視点を期待できるから

採用面接を受ける第二新卒者は、これら企業側の期待に応えることができないと、採用面接突破は難しいでしょう。

順番に解説していきます。

1.優秀な若手の人材獲得

第二章でも少し触れましたが、企業がポテンシャル採用を導入する最大の理由は、優秀な若手の人材獲得を目指しているからです。

未経験の方にも幅広く採用の間口を広げることで、即戦力獲得を目指す従来のキャリア採用では出会うことができなかった優秀な若手を採用できる可能性が上がります。

また、ポテンシャル採用の採用面接を受ける第二新卒者は、未経験でもチャレンジしたいという仕事に対するモチベーションが高いことが多く、成長意欲のある若手の人材獲得が期待できます。

第二新卒者は年齢が若く、ポテンシャル採用を導入する企業側のニーズと合致しているといえるでしょう。

2.ビジネスマナー研修などのコスト削減

ポテンシャル採用される第二新卒者は、前職で一定期間の社会人経験があることから、最低限のビジネスマナーや社会常識を有していることが期待できます。

そのため、入社後はビジネスマナー研修が不要になり、トレーニングにかかる人や時間などのコスト削減が可能です。

新卒と第二新卒の大きな違いは社会人経験の有無で、社会人経験のある第二新卒者には基本的なビジネスマナーが備わっていることが期待されていることを覚えておきましょう。

採用面接時は、面接官はビジネスマナーについて厳しくチェックしていますので、言葉遣いや言動、服装や髪形などの身だしなみを改めて確認し、社会人としてふさわしいか確認してみてください。

当然ですが、時間厳守も社会人として必須のマナーですので、採用面接に遅刻することは厳禁です。

3.既成概念にとらわれないフレッシュな視点を期待できるから

一つの業界で長く働き続けると、どうしても視野が狭くなってしまい、既成概念にとらわれた発想しかできなくなってしまいます。

しかし、ポテンシャル採用であれば業種未経験や職種未経験の第二新卒者を採用することが可能になり、これまでになかったフレッシュな視点や考え方に出会うことが可能です。

特に、大企業になるほど従業員の平均勤続年数が上がってしまう傾向にあり、ポテンシャル採用を導入することで企業は新しい風を取り入れることを期待しています。

採用面接を受ける第二新卒者にとって、「未経験であること」は一見すると不利な要素に思われがちですが、自分自身の強みとして武器に変えることも可能です。

「未経験であること」を前向きに捉えて、自信をもって採用面接に挑むと良いでしょう。

第二新卒者にとってのポテンシャル採用のメリット

MERIT

ここまで、ポテンシャル採用について企業側の視点から、導入する背景や理由について解説をしてきました。

ポテンシャル採用は企業側にとってメリットがある一方で、採用面接を受ける第二新卒者にもメリットが多くあります。

次の章では、第二新卒者にとってのポテンシャル採用のメリットを3つ紹介します。

  1. 未経験の業種や職種でもチャレンジできる
  2. 入社後に充実したトレーニングが受けられる
  3. 短期離職でもイメージが悪くなりにくい

1.未経験の業種や職種でもチャレンジできる

ポテンシャル採用を導入している企業は、基本的に未経験の第二新卒者に対して即戦力としての活躍を求めていません。

そのため、採用面接でも前職で得られた職務経験やスキル、実績はそこまで採用可否に影響しないことが一般的です。

第二新卒者はまだ20代中盤と年齢も若く、これまでとは異なる業種や職種に新たにチャレンジしたいと希望する方も多くいると思いますが、そんな方にとってポテンシャル採用は大きなメリットになります。

ポテンシャル採用を導入する企業が増えるほど、採用面接を受ける第二新卒者にとって様々なチャンスが広がるといえるでしょう。

最近では大企業でもポテンシャル採用を導入するケースが増えており、業種や職種の経験の有無に関係なく、第二新卒者が大企業への転職がしやすい環境が整いつつあります。

2.入社後に充実したトレーニングが受けられる

ポテンシャル採用を導入する企業は、採用した第二新卒者を育成し、将来的に活躍できる人材に育てることを前提に採用をします。

そのため、ポテンシャル採用を導入すると同時に、入社する第二新卒者に対して手厚いフォローやトレーニング環境を用意することが一般的です。

どれだけポテンシャルが高くても、未経験の第二新卒者に対して研修やトレーニングを実施しないことには、潜在能力を活かすことが難しいからです。

そういった充実したトレーニングを受けられる環境が整っていることも、未経験からチャンレンジする第二新卒者にとってポテンシャル採用は大きな魅力といえるでしょう。

また、企業は入社した第二新卒者に対してすぐに戦力になることは求めておらず、育成期間や成果を求められるまでの期間に時間的な猶予が設けられていることも、メリットの一つです。

入社する第二新卒者は、猶予期間を使ってじっくり成長することが可能になります。

3.短期離職でもイメージが悪くなりにくい

第二新卒者は入社してから3年以内に転職を検討していることから、企業によっては第二新卒者自身の継続力や忍耐力に疑問を持つなど、悪いイメージを持つことがあります。

短期間で退職してしまう第二新卒者に対して、面接官は「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか?」と懸念をしているからです。

しかし、ポテンシャル採用を導入している企業では、短期離職する第二新卒者に対してネガティブなイメージを持つ傾向は少ないといえます。

ポテンシャルが高いのに、新卒で入社した企業では評価されずに退職を検討しているケースも多く、そういった第二新卒者の採用を目指しているのがポテンシャル採用だからです。

一般的に悪いイメージが先行しがちな短期離職ですが、第二新卒者自身の成長意欲やポテンシャルを重視して採用可否を判断するポテンシャル採用は、第二新卒者にとって大きなメリットといえるでしょう。

第二新卒者にとってのポテンシャル採用のデメリット

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第三章では、第二新卒者にとってのポテンシャル採用のメリットを解説しました。

ポテンシャル採用は第二新卒者にとってメリットが多い一方で、少なからずデメリットも存在します。

第四章では、第二新卒者にとってのポテンシャル採用のデメリットを紹介します。

採用面接を受ける第二新卒者は、以下3点のデメリットを理解してからポテンシャル採用にチャレンジするか判断すると良いでしょう。

  1. 採用の判断基準が曖昧になりやすい
  2. ライバルが多い
  3. 前職の経験や経歴がリセットされる

1.採用の判断基準が曖昧になりやすい

第二新卒の採用面接において、そもそもポテンシャルがあるかを面接官はどのように見極めるのか、第二新卒者の方は疑問に感じると思います。

ポテンシャルの判断は企業や面接官によって曖昧になることが多く、採用面接を受ける第二新卒者は事前の対策が立てにくいという点は、ポテンシャル採用のデメリットの一つです。

前職の実績や職務経歴、スキルなど目に見える成果や数値があれば採用面接でアピールすることが可能ですが、ポテンシャル採用ではそれが評価されるかは不透明です。

従来の採用面接対策とは異なる事前準備が必要になるという意味で、第二新卒者にとってポテンシャル採用は難しいといえるでしょう。

2.ライバルが多い

ポテンシャル採用を取り入れる企業は、幅広い選択肢から優秀な第二新卒者の採用を目指しています。

これは、ポテンシャル採用を目指す第二新卒者にとってライバルが多くなるとも言い換えることが可能です。

業種や職種未経験の第二新卒者でも選考に応募できるとなると、通常の選考よりも多くの第二新卒者が選考にチャレンジしてくることは容易に想像ができます。

また、ポテンシャル採用をしているからと言って、同業種や同職種からのチャレンジを拒んでいることもありません。

そのため第二新卒者にとっては、経験の有無にかかわらず、幅広いライバルの中から自分が採用面接を突破する必要があるという意味で、ポテンシャル採用のハードルは高いといえます。

ポテンシャル採用によって未経験でもチャレンジできることは、第二新卒者にとって競争倍率が上がるため、デメリットといえるでしょう。

3.前職の経験や経歴がリセットされる

ポテンシャル採用される第二新卒者は、基本的に前職で得られた経歴や職務経験がリセットされ、未経験の状態からキャリアをリスタートすることになります。

社会人経験がまだ短い状態でのキャリアのリセットになるため、第二新卒者にとって大きなマイナスではありませんが、少なくとも他の同世代の経験者に比べて出遅れてしまう点はポテンシャル採用のデメリットといえるでしょう。

また、第一章でも記載した通りポテンシャル採用の対象は20代になるため、新たにチャレンジする業種や職種を見誤ってしまい、自分の希望や適性に合致しない転職をしてしまうと、後戻りができなくなるリスクも考えられます。

ポテンシャル採用を希望する第二新卒者の方は、これらのデメリットやリスクを理解したうえで採用面接に挑むと良いでしょう。

実際に私が対応する採用面接でも、未経験でチャレンジする第二新卒者の方に対して「なぜ同業種、同職種にチャレンジしないのですか?」と覚悟を試す質問をすることがあります。

ポテンシャル採用を希望する第二新卒者の方は、自分自身のこれまでのキャリアをリセットし、ゼロからリスタートする覚悟があるかを考えてみてください。

第二新卒者がポテンシャル採用されるためにアピールすべきポイント5選

星

ここまで、第二新卒者にとってのポテンシャル採用のメリットとデメリットを解説してきました。

ポテンシャル採用を希望する第二新卒者の方は、これらのメリットとデメリットを比較したうえで、転職活動を進めると良いでしょう。

続く第五章では、ポテンシャル採用を希望すると決めた第二新卒者の方が、採用面接で面接官にアピールすべきポイントを5つ紹介します。

第四章で、ポテンシャル採用は採用可否の判断基準が曖昧になりがちという話をしましたが、ここでは現役面接官の私が、実際にポテンシャル採用をする際の判断基準について解説します。

ポテンシャル採用の採用面接では、以下5つのポイントで面接の合否を判断していますので、ポテンシャル採用を希望する第二新卒者の方は、ぜひチェックしてみてください。

  1. 基本的なビジネスマナー
  2. 成長意欲
  3. コミュニケーション能力
  4. 具体的なキャリアプラン
  5. 素直さと謙虚さ

1.基本的なビジネスマナー

第二章で、企業がポテンシャル採用を導入する理由について記載しましたが、ポテンシャル採用をする第二新卒者には、社会人としてふさわしい最低限のビジネスマナーが備わっていることを求めています。

業種や職種については未経験であっても、社会人としての経験値は第二新卒者の武器の一つですので、基本的なビジネスマナーは面接突破には必要不可欠といえるでしょう。

具体的には、採用面接中の言葉遣いやふるまいのみでなく、服装や髪形などの身だしなみからも、社会人としてふさわしいビジネスマナーを備えているかをチェックしています。

時間厳守も社会人として当然のマナーですので、採用面接に遅刻することは厳禁です。

2.成長意欲

ポテンシャル採用される第二新卒者は、入社後の成長を見込んで採用するため、当然ですが第二新卒者自身に高い成長意欲があるかをチェックしています。

ポテンシャルと成長意欲には密接な関係があり、仮にポテンシャルが高い第二新卒者であっても、成長意欲が低いとそのポテンシャルを発揮できるまで成長することが期待できません。

そのため、第二新卒者の採用面接では、第二新卒者自身に成長意欲があるかを確認するようにしています。

具体的には、採用面接で以下のような質問をすることで、成長意欲の高さを見極めています。

第二新卒者の成長意欲を確認するための質問
  • 「前職で一番成長を感じた瞬間について教えてください」
  • 「仕事で困難な状況に直面したとき、どのように乗り越えましたか?」
  • 「仕事以外で自ら学び始めたことはありますか?理由とともに教えてください」

3.コミュニケーション能力

会社組織は複数の人間で構成されており、一人だけで仕事を完結させることはありません。

上司、先輩、同僚、部下など社内の人のみでなく、取引先や顧客といった社外の人まで、多くの人と関わって仕事は成り立ちます。

そういった他者と円滑にビジネスを進めるためには、コミュニケーション能力が必要不可欠です。

コミュニケーション能力が高いということは、口が達者でよくしゃべるという意味ではありません。

面接官の質問の意図を汲み取ることができる論理的思考力や、自分の頭の中を整理して言語化する力を総合して、コミュニケーション能力と呼んでいます。

コミュニケーションは相手とのキャッチボールによって成り立ちますので、どちらかが一方的に話す状態はコミュニケーションが成立しているとは言えません。

実際の採用面接では、第二新卒者との会話がスムーズに行えているかという点を中心に、コミュニケーション能力が高いかを判断しています。

4.具体的なキャリアプラン

ポテンシャル採用をする場合、採用面接では第二新卒者に対して入社後のキャリアプランを確認することが多いです。

ポテンシャル採用された第二新卒者は、入社後に会社が期待する知識や技術を身に着け、早く戦力として活躍することが求められます。

しかし、第二新卒者の希望するキャリアプランと会社が描くキャリアプランに相違がある場合、雇用のミスマッチが発生し、成長が阻害されたり退職につながってしまうリスクが懸念されます。

そのため、第二新卒者自身の希望するキャリアプランを確認し、会社の期待との刷り合わせを行うことで、雇用のミスマッチを防ぐよう心がけています。

具体的なキャリアプランや、入社後の明確なビジョンが語れない第二新卒者では、残念ながらポテンシャル採用されることは難しいでしょう。

具体的なキャリアプランを確認するための質問
  • 「今回の転職では、どのようなスキルや経験を身に着けたいと思ってますか?」
  • 「入社後、5年後、10年後のキャリアプランについて具体的に教えてください」
  • 「仕事を通じて、どのような自分に成長したいと思いますか?」

5.素直さと謙虚さ

ポテンシャル採用される第二新卒者は、入社後の成長を見込んで採用されます。

成長のためには、会社が用意する研修やトレーニングなどの育成プログラムを受講したり、先輩や上司などからOJTで仕事の仕方を教わるなど、多くのことを学ばなければなりません。

そのため、ポテンシャル採用される第二新卒者には学びを受け入れる素直さや、できていないことを認めることができる謙虚さがあるかを非常に重視しています。

実際の採用面接の現場では、以下のような質問を第二新卒者に投げかけることで、素直さや謙虚さが備わっているかを確認しています。

素直さや謙虚さが備わっているかを確認するための質問
  • 「これまで他人からされた指摘やアドバイスで、印象的に残っているものはありますか?」
  • 「前職で経験した最も大きな失敗と、そこから学んだことについて教えてください」
  • 「周囲の意見と自分の考えが違ったとき、どのように対応しますか?」

【まとめ】第二新卒の採用面接を成功させよう!

Dream job

この記事では、年間300人以上と面接する現役面接官の私が、ポテンシャル採用をテーマに徹底的に解説してきました。

第一章から第三章では、ポテンシャル採用の概要と、企業がポテンシャル採用が導入する背景や理由について紹介し、続く第四章以降では第二新卒者にとってのポテンシャル採用のメリットとデメリットを説明しています。

最後に、第五章ではポテンシャル採用されるために、第二新卒者が採用面接でアピールすべきポイントと、実際の採用面接の現場で面接官の私がしている質問を紹介しました。

以前に比べてポテンシャル採用が広く導入されるようになったおかげで、第二新卒者は転職活動の幅が広がり、様々な可能性にチャレンジできるようになりました。

この記事を読むことで、ポテンシャル採用に対する理解が深まり、一人でも多くの転職希望の第二新卒者が希望のキャリアをつかめることを心から願っています。

プロフィール
この記事を書いた人
Sマネージャー

外資系IT企業に15年以上勤務する現役の採用担当マネージャーです。
第二新卒者の方を中心に、年間300名以上の採用面接をしています。
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