「第二新卒の採用面接で落ちる人にはどんな特徴があるんだろう?」
「面接官の合格基準や選考のポイントを知りたい」
このような悩みを抱えていないでしょうか?
第二新卒の採用面接は、一般の中途採用の面接とも、新卒採用の面接とも異なります。
第二新卒の採用面接ならではの選考ポイントや、面接官の合否判断の基準を事前に把握しておくことで、面接突破の可能性を上げることができます。
この記事では、年間300人以上と面接をする現役面接官が、第二新卒の採用面接に不安を抱えている方に向けて、面接で不合格になってしまう人の特徴を徹底的に解説します。
また、反対に面接に合格する第二新卒者の特徴や、第二新卒の採用面接で面接官が必ずチェックしているポイントについて、実体験をもとに紹介します。
第二新卒の採用面接を有利に進め、転職活動を成功させたい方はぜひ最後までご覧ください。
- 第二新卒の採用面接で不合格になる人の特徴5選
- 第二新卒の採用面接に合格する人の特徴5選
- 第二新卒の採用面接で、面接官が必ずチェックするポイント
第二新卒の採用面接で不合格になる人の特徴5選

私は外資系IT企業の現役マネージャーとして、第二新卒者を中心に年間300名以上の方の採用面接に対応しています。
その経験から、第二新卒の採用面接で不合格になってしまう方には、共通する特徴があることがわかりました。
この章では、第二新卒の採用面接で不合格になってしまう人の特徴を5つ紹介します。
- 第一印象が悪い人
- 「転職理由」がネガティブな人
- 会社のカルチャーに合わない人
- 募集ポジションに適性がない人
- 嘘をつく人
1.第一印象が悪い人
第二新卒の採用面接に限った話ではありませんが、第一印象が悪い方は、採用面接に合格する可能性が下がってしまいます。
一般の中途採用の場合は、実績やスキルが豊富なことが多く、仮に第一印象で面接官から良い評価が得られなくても、採用面接後半で挽回することが可能です。
しかし、第二新卒者の場合、面接でアピールできる実務経験が不足しており、第一印象で面接官にマイナスイメージを与えてしまうと、採用面接後半で挽回することが非常に難しくなります。
そのため、基本的なことですが、第一印象で評価を下げていないかは、改めてチェックしておくと良いでしょう。
2.「転職理由」がネガティブな人
第二新卒の採用面接では、非常に重要な評価ポイントとなる「転職理由」。
「転職理由」をネガティブな言い方にしてしまうだけで、面接官の評価を大きく落としてしまいますので、「転職理由」の伝え方には細心の注意が必要です。
実際、私の同僚の面接官の中にも、「転職理由で会社の悪口を言う第二新卒者は、100%不採用にする」と言っている人もいるくらい、「転職理由」は重要な評価ポイントと言えます。
具体的には、会社や上司、周囲の環境など自分以外のせいにする「転職理由」は、面接官から「他責思考な人だ」と思われ、ネガティブな印象を与えてしまいます。
面接官も、第二新卒者の多くが会社に不満があって転職活動をしていることは理解しています。
しかし、例え事実だとしても、採用面接の場において「前職は○○だったから…」と、他責に聞こえるネガティブな「転職理由」をストレートに伝えることは、社会人としてふさわしくないため、控えるようにしましょう。
- 「前職がブラック企業で、毎日終電まで残業させられていたから…」
- 「体育会系の社風で、上司のパワハラがひどくて…」
- 「社長のワンマン経営の会社で、ついていけないと感じたから…」
- 「成長できる環境が整っていない…」
- 「やりたいことがやらせてもらえないから…」
3.会社のカルチャーに合わない人
会社にはそれぞれ企業文化や理念があり、会社は社員に対して共通の価値観を持つことを求めます。
社員全員が同じ価値観を共有することで、会社と同じ方向を向いてビジネスを進めることができるからです。
そのため、会社には必ず固有の企業文化や理念が存在し、新卒採用でも中途採用でも、入社してくるすべての社員に対し、「会社のカルチャーに合う人間か」を面接官はチェックしています。
例えスキルや実務経験が豊富で、十分な実績もあり即戦力として見込めても、面接官から「会社のカルチャーに合わない人」と判断されると、採用面接では不合格となってしまうでしょう。
会社のカルチャーは、多くの企業で共通している点もあります。
会社のカルチャーに合わないという理由で不採用になる具体例を、3つ紹介します。
- チームワークを軽視する人
- 変化を拒む人
- 顧客を軽視する人
チームワークを軽視する人
会社組織は複数の人間で構成されており、一人だけで仕事を完結させることはありません。上司、先輩、同僚、部下など、社内の多くの人と関わって仕事は成り立ちます。
そのため、大なり小なり度合いは違えど、会社で働くということは必ずチームワークが必要になります。
チームワークを軽視し、協力することよりも個人プレーを重視する人や、周囲の人間との連携をおろそかにする第二新卒者は、会社のカルチャーに合わないという理由で不採用になる可能性が高いでしょう。
変化を拒む人
社会は常に変化しており、会社を取り巻く環境、顧客や競合、マーケットは常に変動します。
会社側も、常に変化する社会に対応するために、新しい技術を取り入れたり、組織や人事編成を変更するなど、戦略の刷新や見直しを定期的に行います。
そういった変化を拒み、変わらない状況を好む考えの第二新卒者は、会社のカルチャーに合わないと判断される可能性が高いでしょう。
また、変化を拒むことで、面接官に「成長意欲が低い人」と受け取られてしまいます。
顧客を軽視する人
どのような会社でも必ず顧客が存在し、顧客と取引をすることでビジネスが成立し、利益を生み出しています。
そのため、非常に多くの会社で、「お客様第一」や「顧客満足度重視」といった企業理念を掲げています。
顧客を軽視し、お客様の満足よりも自分の利益を優先する考えの第二新卒者は、面接官から「サービス精神に欠ける」と判断され、企業文化に合わないという理由で不採用になってしまうでしょう。
4.募集ポジションに適性がない人
第二新卒の求人は、一般の中途採用と同じく、あらかじめ募集ポジションが決まった状態で求人が出されることが一般的です。
募集している会社は、「○○の仕事ができる人が欲しい」、「△△の実務経験者を採用したい」という希望があるため、求人を出しています。
例えどれだけ優秀な第二新卒者だとしても、企業側が募集しているポジションに適性がない方は、残念ながら採用面接では不採用になってしまうでしょう。
中途採用全般に言えることですが、採用面接で合格するためには自己分析など事前準備をしっかり行い、自分の希望と会社の希望をリンクさせることが非常に重要です。
5.嘘をつく人
第二新卒者は社会人経験も短く、採用面接でアピールできるスキルや実績、実務経験が少ない場合が多いです。
そのため、第二新卒者の中には、少しでも自分をよく見せようと経歴やスキルを偽って話す方がいますが、採用面接における嘘は絶対にやめてください。
面接官は人を見るプロですので、社会人経験が数年しかない第二新卒者の嘘など簡単に見破られます。
嘘や誇張されたエピソードは、面接官が詳細な質問をすると、急に曖昧で具体性に欠ける回答になってしまうことが多いからです。
当然ですが、嘘をつく人間は信用されません。採用面接の場で嘘を見抜かれた時点で、面接突破は厳しいと思った方がよいでしょう。
また、仮にうまく嘘をつき通し、面接官をだまして採用されたとしても、先に待っているのは厳しい現実です。入社後に雇用のミスマッチが発覚し、面接官と第二新卒者お互いにとって不幸な結末にしかなりません。
採用面接で嘘や誇張する第二新卒者は、必ず面接で不採用となってしまうでしょう。
第二新卒の採用面接に合格する人の特徴5選

ここまで、第二新卒の採用面接で不合格になってしまう人の特徴を解説してきました。
次の章では、反対に第二新卒の採用面接に合格する人の特徴を5つ紹介します。
実際に私が日々対応している採用面接でも、以下の特徴がある第二新卒者は、面接で合格にすることが非常に多いです。
採用面接を受ける前に、自分が以下の特徴に当てはまっているかチェックしてみてください。
- 「一緒に働きたい」と思える人
- ポテンシャルや伸びしろを感じる人
- 入社に対して熱意が高い人
- 自己分析が十分できている人
- 面接自体を楽しむマインドがある人
1.「一緒に働きたい」と思える人
第二新卒の採用面接では、募集をしているポジションの管理職、マネージャー職が面接官として直接採用に携わるケースがほとんどです。
つまり、面接官は自分の部下になる前提の人を面接しているということです。私がこれまで面接した方も、採用後は基本的に全員私の部下になる前提で面接をしていました。
面接官も人間ですので、当然ですが好き嫌いや相性があります。そういった面接官の主観は、少なからず面接の合否の判断に一定の影響を与えているといえるでしょう。
第二新卒者と面接する場合、多少粗削りな部分があったり、経験値が期待に届いていなかったとしても、「この人と一緒に働きたい」と思えるという理由で、合格にする場合があります。
その背景には、「この人なら育ててあげたい」、「この人なら時間やコストをかければ活躍が期待できるかも」、といった面接官の期待が込められています。
面接官に「一緒に働きたい」と思わせることができる第二新卒者は、面接に合格する可能性が高いでしょう。
- 謙虚で素直さが感じられる
- 気持ちの良い会話ができる
- 前向きで向上心がある
2.ポテンシャルや伸びしろを感じる人
第二新卒者の採用面接では、前職での実務経験やスキルも重要ですが、それ以上に採用後の伸びしろやポテンシャルがあるかが重視される傾向が強いです。
第二新卒者の多くがまだ20代中盤と若く、年齢が若いことは、吸収力が高く成長スピードが速いと企業は認識しているからです。
第二新卒者を採用する場合、企業は未来への投資として、第二新卒者のポテンシャルや伸びしろも見込んでいることを、理解しておきましょう。
- 学習意欲が高く、常にスキルアップや成長を目指している
- 変化に適応できる柔軟性があり、環境の変化を前向きに捉えることができる
- 困難な状況でも前向きにチャレンジできる、ポジティブな思考を持っている
3.入社に対して熱意が高い人
実務経験や実績の少ない第二新卒者は、採用面接において「入社に対する熱意がどれくらいあるか」、「志望度は高いか」といった入社意欲のアピールも、面接通過には非常に重要なポイントです。
面接官としても、「入社意欲が高い第二新卒者であれば、入社後にも頑張ってくれるだろう」という期待を持つことができるからです。
また、面接官自身が働いている会社に対して、高い熱量で「入社したい!」と思ってくれる第二新卒者に対して、面接官は単純に好印象を持つという理由もあげられます。
採用面接前にしっかりと事前準備をして、会社のことを十分理解したうえで、志望動機を話せるようにしておくと良いでしょう。
また、入社した後のキャリアプランやビジョンについても具体的にイメージしているなど、本気で「採用されたい!」と思っている第二新卒者は、採用面接に合格できる可能性が高いといえます。
- 会社のビジョンや理念、事業内容などを深く理解できている
- 募集しているポジションで具体的に「何がしたいか」、「何ができるか」を話せる
- 入社後のキャリアプランやビジョンが明確になっている
4.自己分析が十分できている人
新卒採用でも中途採用でも、面接の事前準備として必ずやっておくべき「自己分析」。
第二新卒の採用面接においても、「自己分析」が十分できているかは、合否を分けるうえで重要な判断基準になっています。
第二新卒者の場合、新卒とは異なり社会人経験があるため、短い期間ではあるものの社会人としての経験や実績を事前に棚卸して、具体的な自己PRにつなげることができる人は、採用面接に合格しやすいでしょう。
- 実務経験やスキル、実績を具体的に語ることができる
- 働くうえで大切にしていることや、モチベーションが明確になっている
- 「成果を上げるために何をしたか」、「困難な状況をどう打破したか」を説明できる
5.面接自体を楽しむマインドがある人
第二新卒者はまだ年齢も若く、初対面の年上の人と会話することに緊張してしまう気持ちは、十分理解できます。それが採用面接という場であれば、なおさらでしょう。
しかし、緊張のあまり余裕を失ってしまっては、採用面接の場で本来の自分の力を発揮することはできません。
採用面接の場は、第二新卒者がなかなか話すことのできない他社の管理職、マネージャークラスと、直接会話することができる貴重な時間です。
社会やビジネスについて知見を広げるチャンスと捉えて、採用面接を楽しむくらいの余裕をもてる第二新卒者は、面接を突破できる可能性が高いでしょう。
- 緊張しすぎず、適度にリラックスした状態で等身大の自分を出すことができる
- 採用面接の時間を、自分が働くべき会社かどうかを見極める時間にできる
- 採用面接の場を、面接官と第二新卒者双方にとって有意義な場にできる
第二新卒の採用面接で、面接官が必ずチェックするポイント

ここまで、第二新卒の採用面接に合格する人、不合格になる人、それぞれ具体的な特徴を解説してきました。
では、面接官は第二新卒の採用面接において、具体的にどような点をチェックして、採用の可否を判断しているのでしょうか?
次の章では、第二新卒者を中心に年間300人以上の採用面接を対応する現役面接官の私が、第二新卒者と面接をするときに必ずチェックしているポイントを3つ紹介します。
面接官が第二新卒者を採用する際に懸念しているポイントを事前に把握することで、面接対策が可能になります。ぜひチェックしてみてください。
- 「継続力」に問題はないか
- 社会人としてふさわしいビジネスマナーが身についているか
- 成長意欲があり、入社後の伸びしろが見込めるか
1.「継続力」に問題はないか
第二新卒者の採用面接をする際、私が必ずチェックしているポイントの一つは、「継続力」です。
第二新卒者は新卒で入社した会社を3年以内に退職することを考えており、一つのことを継続する力が不足していないかを面接ではチェックします。
企業としても時間やコストをかけて採用しているため、可能な限り長く働いてもらい、活躍することで会社へ貢献してもらいたいと考えているからです。
そのため、面接の中では必ず転職を希望している理由や、退職を検討している背景を確認することで、継続力に問題がないかを確認しています。
また、ストレス耐性や適応力に問題がないかも合わせてチェックしており、短期間で転職を繰り返すことにならないか、面接官は非常にシビアに確認していることを覚えておきましょう。
2.社会人としてふさわしいビジネスマナーが身についているか
第二新卒者は新卒とは異なり社会人経験があるため、社会人としてふさわしい基本的なビジネスマナーが身についているかどうかは、採用面接で厳しくチェックしています。
新卒採用であれば一括採用した新卒社員全員に、一斉にビジネスマナー研修を行うことができますが、第二新卒採用の場合、ビジネスマナー研修にコストや時間をかけることが難しいからです。
具体的には、採用面接中の言葉遣いやふるまいのみでなく、服装や髪形などの身だしなみからも、社会人としてふさわしいビジネスマナーを備えているかをチェックしています。
時間厳守も社会人として当然のマナーですので、採用面接に遅刻することは厳禁です。
3.成長意欲があり、入社後の伸びしろが見込めるか
社会人経験が短い第二新卒者は、どうしても現職や前職で経験できる実務にも限界があり、身についているスキルや実績も限定的になってしまいます。
そのため、第二新卒の採用面接では前職の経験やスキルよりも、成長意欲や入社後の伸びしろが見込めるかどうかを判断基準として、重要する傾向が強いです。
第二新卒向けの求人の多くで、「未経験可」、「未経験歓迎」、「トレーニング制度充実」と謳っているということは、企業側も入社後の成長を見越して、未来への投資として第二新卒者向けの求人を出しているということを覚えておきましょう。
【Q&A】第二新卒の採用面接に落ちる人が抱く悩み・不安

第二新卒の採用面接に落ちる人が直面しやすい悩みや疑問について、Q&A方式で回答します。
Q.第二新卒の採用面接はそもそも難しいのでしょうか?
結論からお伝えすると、答えは「否」です。
たしかに、第二新卒者は社会人経験が少ないこともあり、採用面接も難しい側面はありますが、しっかりと事前準備をすることで十分対策は可能です。
冒頭でも記載した通り、第二新卒の採用面接は、一般の中途採用の面接とも、新卒採用の面接とも異なる特殊な採用になります。
そのため、面接に合格するためには、第二新卒特有の採用面接対策が必要です。
詳細は、以下の記事にまとめていますので、第二新卒の採用面接に合格できず悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。
Q.なぜ面接に落ちてしまうのでしょうか…
第二新卒者が採用面接に落ちてしまう原因は様々考えられますが、例えば「面接に合格すること」自体が目的になっていないでしょうか?
「面接に合格すること」は目的ではなく手段です。
「自分の理想とするキャリアを築く」「スキルアップする」「就労環境や待遇を改善する」などの目的を叶えるために、採用面接を受けていることを思い出して下さい。
採用面接の中でも、自分が理想とする将来像やビジョンをしっかり伝え、その夢を叶えるために入社を希望していることを強調してみて下さい。その強い思いは、熱意として面接官にも伝わるはずです。
ただし、第二新卒者との採用面接で、面接官がどのようなポイントをチェックしているかは、必ず事前に把握してから面接に挑みましょう。
詳細は、この記事の「第二新卒の採用面接で、面接官が必ずチェックするポイント」にまとめていますので、確認してみてください。
Q.採用面接に落ちることで自信を失っています…
採用面接に落ちることで、第二新卒者が自分自身のこれまでのキャリアや実績、スキルを否定されているような気がして、自信を失ってしまう気持ちは十分理解できます。
ただ、採用面接に合格できるかどうかは会社や面接官との相性も関係しており、どれだけ優秀な人でも様々な理由から面接に落ちてしまうことはあります。
面接の合否自体は結果論にすぎないため、合否に対して過度に一喜一憂する必要はありません。
ただ、採用面接に落ちてしまった現実から反省すべき点がないかは、改めて振り返ってみると改善点が見つかる可能性があります。
この記事の第一章「第二新卒の採用面接で不合格になる人の特徴5選」に当てはまっていないかは、ぜひチェックしてみてください。
Q.どうしても入社したかった会社の採用面接に落ちてしまいました…
採用面接は、第二新卒者と企業側の利害や価値観、フィーリングが一致して初めて採用となります。
第二新卒者がどれだけ強く入社を希望していても、面接官の判断で合否が決まってしまう厳しい世界です。
採用面接に落ちてしまい、残念な気持ちや悔しい思いは十分理解できますが、基本的には諦めるしかないでしょう。
ただし、どうしても入社したい会社であれば、「泣きの一回」という最終手段があります。
「泣きの一回」はすべての企業で使える訳ではありませんが、不採用を告げられた際に、ダメもとでいいので「もう一回だけ面接のチャンスをください」とお願いしてみることは、まったく問題ありません。
実際に、過去に数回ですが私も「泣きの一回」の面接を対応したことがあり、その中から面接に合格された第二新卒者もいます。
どうしても諦めきれないのであれば、最後の望みをかけて「泣きの一回」を使ってみてください。
入社に対する熱意は、きっと面接官にも届くでしょう。
Q.面接官に好印象を与えるには、どうすればいいでしょうか?
面接官も人間ですので、どうしても好き嫌いや相性があります。
無理に面接官の好みに合わせようとしたり、自分を偽ってまで好かれようとするよりは、等身大の自分で面接に臨むことをお勧めします。
第二新卒の採用面接は、面接官が入社後の直属の上司になるケースが多く、無理して面接官の好みに合わせて入社してしまうと、入社後に第二新卒者自身が苦しむ可能性があるからです。
ただし、面接官がどのような第二新卒者を合格にしているかは、事前に把握してから面接に挑むべきでしょう。
詳細はこの記事の、「第二新卒の採用面接に合格する人の特徴5選」にまとめていますので、確認してみてください。
【まとめ】第二新卒の採用面接を成功させよう!

この記事では、年間300人以上と面接する現役面接官の私が、第二新卒の採用面接で不合格になる人の特徴について、徹底的に解説しました。
また、反対に第二新卒の採用面接で合格になる人の特徴と、第二新卒者との面接で面接官が必ずチェックするポイントを紹介しています。
冒頭でも記載した通り、第二新卒の採用面接は一般の中途採用の面接とも、新卒採用の面接とも異なる特殊な面接です。
第二新卒の採用面接特有の選考ポイントや、面接官の合否判断の基準を事前に把握しておくことで、面接の突破の可能性は格段に上がります。
この記事を読むことで、一人でも多くの転職希望の第二新卒者が面接に合格し、希望の会社に入社できることを願っています。